妻のパン作りを記事にしてみたシリーズ2本目です。
本当はクリスマスよりも前に記事をアップしたかったのですが、まさかの年越し直前。ままならないものですね。
さて、今回のパンはシュトーレンです。
「キリストのゆりかごの形」や「キリストを包んだ毛布」という意味があり、クリスマスの定番となっているパンです。
卵や砂糖、バターが多くリッチ生地ということもあり生地自体は扱いやすいかと思いますが、フルーツやナッツ類を均等に混ぜ込んだり、生地を丸く整えるのは結構大変かもしれません。
焼いたあと、表面にたっぷりのバターを染み込ませ、砂糖でコーティングすることで日持ちが良くなるのが特徴です。
シュトーレンの食べ方は日持ちすることが前提で、クリスマスに向けて少しずつスライスして食べていくスタイルとなります。
目次
シュトーレンの材料
強力粉: 100g (62.5%)
薄力粉: 60g (37.5%)
※粉類(強力粉 + 薄力粉)で べーカーズパーセント 100% となります
インスタントドライイースト: 3g (1.9%)
砂糖: 30g (18.8%)
塩: 3g (1.9%)
卵黄: 1個 (約20g) (12.5%)
牛乳: 75g (46.9%)
無塩バター: 40g (25%)
ラム酒漬けレーズン: 30g (12.5%)
オレンジピール: 30g (18.8%)
アーモンド: 30g (18.8%)
かぼちゃの種: 15g (9.4%)
ヘーゼルナッツ: 15g (9.4%)
仕上げ用の材料
粉砂糖: 適量
シュトーレンを作る手順
STEP
強力粉、イースト、砂糖、塩を軽くかき混ぜる
STEP
卵黄、牛乳を加えひとまとまりになるまで混ぜる
粉がある程度混ざったら、卵黄を加えます。
牛乳も加えます。
粉と、卵黄・牛乳を混ぜていきます。
STEP
粉気がなくなってきたら台に出して捏ねる
ボールの中で粉気がなくなるぐらいまで捏ねます。
粉気がなくなってきたら、生地をボールから取り出します。
生地を捏ねていきます。
STEP
無塩バターを加えて更に捏ねる
STEP
生地を四角く平らに広げ、具材を加える
生地が滑らかになってきたら、生地を四角く平らに広げラム酒漬けレーズン、オレンジピール、ナッツ類を加えます。
STEP
具材が全体に行き渡るように捏ねる
生地を巻いていきます。
具材が生地全体に行き渡るように捏ねていきます。
STEP
表面を綺麗に張らせた状態でボウルに入れ一次発酵 36℃で40分
生地をボールに入れてラップし、一次発酵させる。
STEP
一回り大きくなっていたらフィンガーテスト
生地の穴がそのまま残ればOKです。
もし、発酵が足りない場合は穴がすぐに塞ります。また、過発酵の場合は生地が萎みます。
STEP
パンチ(ガス抜き)
一次発酵が問題なければ、拳を生地に5、6回程度押し付けて、パンチ(ガス抜き)します。
STEP
麺棒で縦長の楕円状に伸ばす
綿棒で生地の平らに伸ばします。
STEP
生地の真ん中辺りを少し麺棒で抑える
STEP
生地の上下のを少し内側に折り込む
STEP
手前から生地を半分に折り畳む
STEP
天板に乗せて二次発酵 36℃で40分
ひと回りふんわりしていればokです。
(↓の写真は、室温が低くて発酵が甘かったかも?)
STEP
オーブンを200℃に予熱し、22〜27分ほど焼く
STEP
熱いうちにバターを全体に塗る
ひっくり返して裏側にもバターを塗る
STEP
最後の仕上げに粉砂糖を振りかける
ひっくり返して裏側にも粉砂糖を振りかける
クックパッド
クックパッドにもレシピを掲載しました。
Cookpad
クリスマスの定番!シュトーレン! by クッキングちゃそ
「クリスマスの定番!シュトーレン!」の作り方。シュトーレンは「キリストのゆりかごの形」や「キリストを包んだ毛布」といわれ、クリスマスの定番となっているパンです。…
使用した材料
使用した調理器具
さいごに
前述で説明した手順の一連の流れの動画は下記のものです。
口頭での説明はありませんが、手捌きなどの参考にしていただければと思います。