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冬場にレーズン天然酵母に挑戦!作り方は簡単でも失敗するかとヒヤヒヤ!【動画あり】

天然酵母作りに初挑戦しました!

やってみて思ったのですが、作り方は非常に簡単なものの、失敗するのも簡単そうなのでとても不安になりますね。

冬場の室温でチャレンジしたのですが、想像以上に時間がかかってしまいました。

天然酵母を作る際の適温は25〜27度ですので「暖房をつけていれば大丈夫かな?」と思っていたのですが、暖房は日中しかつけていませんし、冬場は発酵機やヨーグルトメーカーを使った方が無難なのかもしれません。

目次

天然酵母の作り方の手順

STEP
果物や野菜をカットして入れる

煮沸消毒した瓶に、使用する果物や野菜をカットして入れます。
瓶の1/3ほどを目安に入れましょう。

STEP
水を蓋から1㎝下まで入れる

水を蓋から1㎝下まで入れましょう。

このとき使う水は水道水で構いませんが、塩素が発酵の妨げになるので、浄水器に通した水を使います。

浄水器がなければ、湯冷ましを使うか市販のミネラルウォーターを使ってください。

STEP
常温で放置しガス抜きをする

蓋をして室温(25℃~27℃)で放置します。

一日一回は上下返す程度に軽く振り、蓋を開けガスを抜きます。

STEP
STEP3 を繰り返す

これを毎日繰り返し、3~5日経つころに泡が立ち始めます。

泡がたったらプラス一日放置し、完成となります。

STEP
完成したら冷蔵保存する

完成したら冷蔵庫で保存します。

一ヶ月程度保存が可能です。

レーズンの天然酵母作りに挑戦

前述の作り方の手順でチャレンジしてみました。

天然酵母作り1日目

まずは瓶を煮沸消毒します。雑菌で腐敗したり、カビが生えるのは避けたいですからね。

レーズンを瓶の1/3程度入れます。

水を蓋から1㎝下まで入れます。

蓋を閉めて室温で放置します。

私の部屋は、暖房をつけて20〜22度ぐらいなので、酵母からしたら温度が低くてよろしくない環境ですが、致し方ありません。

天然酵母作り2日目

いくつかのレーズンが瓶の上に浮かんでいますが、発酵はまだまだこれからでしょう。

瓶をひっくり返して全体が混ざるようにします。

蓋を開けてガス抜きをします。

天然酵母作り3日目

浮かんでいるレーズンが少し増えてきました。

またひっくり返して全体を混ぜます。

まだまだ泡が出てくれませんね。やはり冬場の寒さで酵母が元気がないようです。

天然酵母作り4日目

4日目になりましたが、3日目と変わりありません。だんだんと不安になってきました。

泡の気配が全然ありません。

天然酵母作り5日目

レーズンが段々と沈んできました。

「酵母がお亡くなりになってきているのでは?」と不安が高まってきました。

案の定、泡の気配はありません・・・。

天然酵母作り6日目

とうとう全部のレーズンが沈んでしましいました。

「いよいよ酵母がご臨終か・・・」と諦めかけましたが、失敗しているかの確信がないので一応続けます。

天然酵母作り7日目

「あれ、ちょっとレーズンが浮かんでる?」と喜びつつ蓋を開けたら、レーズンがどんどん浮かんできました!

どうやら酵母は死んでなかったようです。

少しだけ泡が出てきています。

蓋を閉めて、ひっくり返して混ぜておきます。

天然酵母作り8日目

蓋を開ける前から泡が立っているのが見て取れます。

寒くて時間がかかっていたようですが、順調に発酵してくれている様子です。

ひっくり返して全体を混ぜます。

蓋を開けてガス抜きすると、だいぶ泡が立っているのがわかります。

天然酵母作り9日目

開ける前はレーズンが沈んでいますが、蓋を開けると浮かんできます。

蓋を閉めて、ひっくり返して全体を混ぜます。

もう一度蓋を開けて泡の具合を確認してみます。

もうほとんど完成しているのではないでしょうか?

一応、もう1日だけ置いてみようと思います。

天然酵母作り10日目

蓋を開ける前からレーズンが全部浮かんでいます。

最後のダメ押しとして、数時間だけ発酵機に入れてみたので、そのおかげでしょう。

泡も出ていてよい具合ですが、前日とあまり変わらないようにも思えますね。

昨日の時点で完成としてもよかったかもしれません。

とはいえ、全てのレーズンが浮かんでくれているので、これで完成です!

天然酵母が完成したら冷蔵保存

完成したら冷蔵庫で保存します。

冷蔵で1ヶ月程度は保ちますが、私は近いうちに使い切ってしまいたいと思います。

レーズンの天然酵母作り動画版

動画に撮影したものは下記から参照してください。

発酵のシュワシュワという音を聞くことができます!

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この記事を書いた人

本サイトの運営者です。
製パンは調べれば調べるほど科学ですね。

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