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アメリカのパンの種類や特徴を紹介!由来や発祥を歴史的な視点で解説!

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ハンバーガーやベーグルなど、日本でも人気があるアメリカのパン。

移民が多く多民族国家であるアメリカには、特にヨーロッパの影響を受けたパンがたくさんあります。

日本でもすっかりお馴染みのパンとして浸透しているものにも、歴史的な背景を持つパンが数多くあるのです。

ここでは、アメリカのパンの由来や発祥を紹介していきたいと思います。

目次

アメリカのパンの特徴

みなさんは、アメリカと聞いてどのような印象をお持ちですか?

ポジティブなものからネガティブなものまで、さまざまなことが考えられますが、グローバル化や多様性のある国としての印象が強いという方が多いのではないでしょうか?

アメリカ大陸は、1492年にコロンブスによって発見されました。

これをきっかけに、ヨーロッパ各国から開拓のために多くの人々がアメリカ大陸へ移住するようになります。

その後、1776年の独立宣言によって、アメリカ合衆国が建国されました。

このような歴史的背景により、アメリカのパンは他国の影響を多く受け、さまざまな特徴があります。

ヨーロッパの影響を受けている

コロンブスによるアメリカ大陸発見以降、ヨーロッパ各国から多くの移民が訪れましたが、アメリカには先住民も住んでいました。

さまざまな人種が入り混じっているアメリカでは、ヨーロッパのパンが形を変えていったものから、新しい文化が入ったことによってアメリカで独自に誕生したパンなどがあります。

アメリカはイギリスやフランスなどの植民地にもなっていたことから、パンにヨーロッパの影響を強く受けているのです。

手軽に食べることができるパンが多い

アメリカでは、パン屋さんのみならず、日本でいうキッチンカーのような“スタンド”でパンが売られていることも多いです。

国土の広いアメリカでは、流通のために食品の保存技術が発展しました。

さまざまな加工品や冷凍食品が作られるようになり、ハンバーガーやサンドイッチのような、パンと加工品を組み合わせて手軽に食べられるものが増えていったのです。

リッチなパンが多い

もともと、アメリカの穀物といえばトウモロコシでした。

もちろん、トウモロコシは今でもアメリカの主要農産物ですが、ここにヨーロッパから小麦が伝わり、広大な国土を持つアメリカではたちまち栽培が盛んになります。

さまざまな気候帯があるのも強みとなり、小麦は上質なものが摂れ、ソフトな食感のパンを作るのに非常に適していたのです。

ソフトな食感のパンは副材料の割合が多くなるため、リッチなパンが多いのが特徴です。

また、スタンドで手軽にパンを食べるアメリカの食事スタイルからも、菓子パンのようなリッチなパンが増えていったものと考えられます。

テーブルロール(Table Roll)

パンの特徴

テーブルロールは食事用の小型パンの総称。砂糖や油脂の配合が多く、ソフトな食感が特徴です。

アメリカでは、半ポンド(約227g)以下の小型のパンをロール、それ以上の大きさのパンはブレッドと呼んでいます。

テーブルロールは、ロール状に巻いて作る楕円形のイメージが強いかと思いますが、実は丸形や三日月形などさまざまな形があり、特に決まりはありません。

由来や発祥について

テーブルロールの発祥はアメリカの老舗ホテルであるオムニ・パーカーハウスと言われています。

ホテルのパン職人がディナーブレッドとして作ったのが始まりです。

このときの形は三日月形でした。

テーブルロールには、おもにバターロールとミルクロールがあります。

バターロール(Butter Roll)

パンの特徴

バターの配合が多いテーブルロールのことで、日本で馴染みのあるテーブルロールと言えば、バターロールのことではないでしょうか?

バターの香りがほのかに広がるパンで、ソフトな食感なのでジャムなどをつけて食べます。

切れ目を入れて、サンドイッチにして食べるのも良いですよ。

由来や発祥について

素朴でシンプルな味のものが、比較的少ないのがアメリカのパン。

さらに手軽さを好むことから、バターをパンにつける必要がないように、最初から生地に練りこんで焼いたのが始まりとされています。

生地に練りこむことでバターが優しく香り、そのまま食べてもおいしく食べやすいパンに仕上げています。

ミルクロール(Milk Roll)

パンの特徴

テーブルロールのなかでも、牛乳の配合が多いテーブルロールです。

ミルクの優しい甘さがあるのが特徴で、おやつとしても食べられています。

由来や発祥について

ジャムやピーナッツバターなど、パンにスプレッドをたっぷり塗って食べることが多いアメリカですが、バターロールと同じように、スプレッドなどを塗らずとも手軽に美味しく食べられるようにしたのがミルクロール。

生地にミルクをたっぷり使用して、ほんのり甘くリッチに仕上げています。

コーンブレッド(Corn Bread)

パンの特徴

トウモロコシ粉(コーンミール)を主原料としたパンで、イーストを使わずベーキングパウダーを加えて膨らませているのが特徴です。

地域によって味付けや形状が異なり、素朴な味のものから砂糖をたっぷり加えた甘いものなどさまざま。

基本的には甘さが少ないパンで、バターやメイプルシロップなどをかけて食べるのが定番の食べ方です。

由来や発祥について

コーンブレッドは、アメリカ発祥のパンです。

発酵させる必要がないため、アメリカでは家庭ですぐに作ることができるパンとして日常的に食べられていますが、特に11月の第4木曜日にある感謝祭とその週末に食べる、特別な意味のあるパンでもあるのです。

アメリカ大陸発見以降、それまで小麦がなかったアメリカにヨーロッパから小麦が入り、移民によって栽培が始まりました。

初めのころは栽培が安定せず、先住民がトウモロコシを分け与えることもあったそうです。

このトウモロコシに小麦粉を混ぜて作ったのがコーンブレッド。

コーンブレッドはアメリカ発祥のパンではありますが、ヨーロッパとアメリカ大陸の農作物が合わさってできたパンなのです。

11月の感謝祭は、このときの先住民による救いの手に、感謝の意を表し開催されるようになったもの。

以降、コーンブレッドは愛情や家庭のぬくもりの象徴として位置づけられるようになったのです。

レーズンブレッド(Raisin Bread)

パンの特徴

食パンのなかにレーズンが混ぜ込まれているパン。

レーズンはバターとの相性が非常に良いため、バタートーストにしてよく食べられています。

また、薄くスライスしてサンドイッチ用のパンにするのも人気の食べ方です。

由来や発祥について

アメリカではレーズンの生産が盛んなことから、さまざまな料理にレーズンが使われています。

しだいにパンに入れるようになるのも、自然のながれ。

1876年には、種なしブドウの開発に成功し、レーズンに適したブドウがたくさん作られるようになりました。

このブドウで作ったレーズンは皮が薄くて非常に甘く、なにより種なしであることから、パンに混ぜて食べるのに適していたのです。

ホワイトブレッド(White Bread)

パンの特徴

シンプルな食事パンとして食べられている、小麦を主原料にした食パンです。

日本でもおなじみの食パンで、トーストして食べたり、サンドイッチにして食べたりと幅広いアレンジが楽しめます。

由来や発祥について

イギリスから伝わった山型パンが変化したもの。

アメリカではタンパク質の多い小麦粉が豊富に手に入るため、ふわふわと柔らかい食感に仕上がります。

ホワイトブレッドには、ふわふわとボリュームのある食感を活かして山型で焼く食パンと、プルマン型と呼ばれる角型の食パンがあります。

プルマン型はアメリカ発祥の成型方法で、食パンの型に蓋をして焼くのが特徴です。

こうすることで熱伝導率が上がり、一度に大量のパンを焼くことができるようになったのです。

アメリカは食料資源が豊富であったため、イギリスの食パンに比べてバターや卵などの副材料が多い食パンに仕上がっています。

ブラウンブレッド(Brown Bread)

パンの特徴

コーンミールや全粒粉を主原料に、糖蜜やベーキングパウダーを加え、缶に流し込んで蒸して作るパンです。

ベーキングパウダーで膨らませているため、一般的なパンに比べてしっとりふわふわの食感で、日本の黒糖蒸しパンのような味をしています。

アメリカではおもに、豆料理などと一緒に食べられています。

由来や発祥について

アメリカ東海岸のニューイングランドやボストンで食べられているパン。

そのため、別名ボストン・ブラウンブレッドとも呼ばれています。

実はブラウンブレッドと呼ばれるものには2種類あり、一つは小麦以外の穀物で作る食パン。

もう一つは、ここで紹介しているコーンミールや全粒粉を主原料に、糖蜜が入った蒸しパンのことです。

一つ目の小麦粉以外の穀物が入っている食パンは、おもにイギリスで食べられているブラウンブレッドです。

イギリスでは小麦粉だけで作った食パンをホワイトと呼び、小麦粉以外の穀物で作った食パンをブラウンと呼んでいます。

一方、アメリカのブラウンブレッド(ボストン・ブラウンブレッド)は、ヨーロッパのブラウンブレッドとは少し違い、糖蜜を加えた蒸しパン。

どちらもその見た目の色からブラウンブレッドと呼ばれていますが、まったく別のパンなのです。

アメリカのブラウンブレッドはコーンブレッドの一種に位置付けられており、もともと先住民たちが豆料理と一緒に食べるために作っていたものが始まりとされています。

そのため、発祥はアメリカ。移民たちはその料理をコーヒー豆などの大きな缶に入れて蒸すようになり、現在はそのスタイルが浸透しています。

ホールホイートブレッド(Whole Wheat Bread)

パンの特徴

全粒粉の小麦粉を使った茶色い食パンです。

食物繊維に加え、ビタミンやミネラルが豊富なため、健康志向が高い方に好んで食べられているパンです。

胚芽やふすまが多いため、トーストすると非常に香ばしく、穀物の味わいが感じられます。

由来や発祥について

全粒粉を使ったパンは各国にあり、ホールホイートブレッドはブラウンブレッドの項目で紹介した、イギリスのブラウンブレッドに非常によく似ています。

アメリカでは独自のブラウンブレッドがあるため、全粒粉を使った茶色い食パンは「全粒粉のパン」の意味であるホールホイートブレッドと呼んでいます。

ホールホイートブレッドが作られるようになったのは、1839年頃。

アメリカの牧師で、独学で生理学などを学んでいたシルベスター・グラハム氏は、小麦を製粉するさいに、外皮を削ることで栄養が失われてしまうことを懸念していました。

そこで、小麦を丸ごと挽いた全粒粉を使ってパンを作り、栄養を逃すことなく摂取できる食べ方を提唱したのです。

そのため、ホールホイートブレッドはグラハム氏の名をとって別名グラハムブレッドとも呼ばれています。

サンフランシスコサワーブレッド(San Francisco Sour Bread)

パンの特徴

サワー種を使ったパン。

見た目はバゲットにそっくりで、クープが入っているのが特徴です。

クラストもしっかりとした食感で香ばしさがあります。

バゲットと大きく違うのは、酸味があるということ。

サワー種を使って発酵させるため、酸味を強く感じます。

非常に食べ応えがあり、食事パンとして肉料理や魚料理と一緒に食べるのが定番の食べ方です。

由来や発祥について

アメリカのサンフランシスコ発祥のパン。

1849年に始まったカリフォルニア・ゴールドラッシュのさい、金鉱を掘っていた人たちが食べていたのが始まりです。

金鉱堀の人たちは長時間にわたって採掘するため、しだいに現地でパンを作るようになりました。

このとき、空気中や小麦粉に含まれる酵母を利用してサワー種を作り、からだに身につけて体温で発酵させ、パンを作っていたのです。

サンフランシスコで作られたサワー種は、そのおもな菌種にサンフランシスコ乳酸菌(Lactobacillus sanfranciscensis)という名前がつけられています。

現在、サンフランシスコで作られているサンフランシスコサワーブレッドは、ゴールドラッシュ当時の乳酸菌が、長年にわたり植え継ぎされてきたものと言われています。

ベーグル(Bagel)

パンの特徴

棒状に伸ばした生地の両端をつなげ、リング状に成形して作るパンです。

ベーグルは一般的なパンの作り方とは違い、生地を湯にくぐらせるケトリングという方法をおこなってから焼成します。

ケトリングをすることによって、クラムは目がしっかりと詰まり、もちもちとした独特の食感に仕上がります。

ベーグルはそのまま食べても美味しいのですが、水平にカットし、あいだに具をはさんでサンドイッチにして食べることも多いパンです。

原料に油脂を使っていないので、低カロリーパンとして親しまれています。

由来や発祥について

1900年頃、ユダヤ人移民によって伝わってきたパンです。

おもにニューヨークを中心に広がってきました。

ユダヤ人は日曜日の朝にベーグルを食べる習慣があり、それが根付いて広がっていったとされています。

最初のころは、労働組合に所属している人たちが手作りしており、ごくごく一部の地域で食べられていました。

1960年代に入り機械で増産できるようになると、ベーグルは冷凍されアメリカ全土に広がっていきます。

ドーナツ(Doughnut)

パンの特徴

ドーナツは、小麦粉に砂糖やバター、卵を加えた生地を、オーブンなどで焼かずに油で揚げて作る菓子です。

大きく2つの種類に分けることができ、イーストを使って発酵させたイースト・ドーナツと、ベーキングパウダーを使ったケーキ・ドーナツがあります。

イースト・ドーナツは軽くふわふわした食感が特徴で、ケーキ・ドーナツは弾力があってホロホロした食感になるのが特徴です。

由来や発祥について

ドーナツは、オランダのパンが原型になっていると言われています。

このパンはオリーボル(またはオリボーレン)と呼ばれる揚げ菓子で、丸い形の生地にナッツをのせて揚げたものです。

迫害を受けたイギリス人がアメリカ大陸へわたる途中、立ち寄ったオランダでオリーボルの製法を学び、その後ニューイングランドに伝えたと言われています。

ドーナツの名前に使われているドウには「生地」という意味があり、もともとは生地の上にナッツが乗っているパンだったことから名づけられました。

現在の穴が開いた形のドーナツは、アメリカが発祥です。

穴を開けた理由にはいくつかの説がありますが、もっとも有力なのは、火の通りをよくするため、均一に揚がるように穴の開いた形状にしたのではないかと言われています。

バン(Bun)

パンを意味する単語としてブレッド(Bread)が知られていますが、バン(Bun)はそのなかでも小型のパンを表す言葉。

ブレッドという大きなカテゴリーのなかの一つなのです。

日本人にも馴染みのあるバンズは、バンの複数形。

このあと紹介するハンバーガーバンズやホットドッグバンズが有名です。

ハンバーガーバンズ(Hamburger Buns)

パンの特徴

ハンバーガー用のバンズのことで、ソフトで歯切れのよい食感が特徴です。

バンズという複数形が使われているのは、パンを水平にカットして2枚に分けるため。

間にハンバーグやピクルス、レタスなどの野菜を挟んで食べます。

ちなみに、水平にカットした上の部分のパンは冠を意味する「クラウン」、下の部分はかかとを意味する「ヒール」と呼びます。

由来や発祥について

ハンバーガーが食べられるようになったのは、19世紀後半頃。

労働者向けに、手軽にボリュームのあるパンを食べられるようにとハンバーガーが誕生しました。

ハンバーガー専用バンズが作られるようになったのも、この頃です。

食事用の小型パンであるロールが発展してできたと言われています。

ホットドッグバンズ(Hot Dog Buns)

パンの特徴

ハンバーガーバンズとおなじく、ソフトな食感と歯切れの良さが特徴です。

中央に縦に切れ込みを入れて、ソーセージなどの具材を入れて食べます。

ソフトな食感でありながら、ソーセージなどの具をしっかり挟めるように適度な弾力もあります。

中央に切れ込みを入れて左右にパンが分かれることから、ハンバーガーバンズと同様にバンズという複数形が付けられています。

由来や発祥について

ホットドッグの発祥はニューヨーク。

ホットドッグに使われるようになった細長いパンが、ホットドッグバンズです。

ソーセージは19世紀後半、ドイツ系移民によって伝えられました。

実はホットドッグという名称は、もともとソーセージの一種に対して使われていたもの。

胴の長いダックスフントのような見た目から、さいしょはダックスフントソーセージと呼ばれていました。

それがのちにホットドッグと呼ばれるようになったのですが、なぜホットドッグと呼ばれるようになったのかは、このあと紹介するホットドッグ誕生のエピソードのなかで紹介することにしましょう。

パンとソーセージを合わせたホットドッグの由来や発祥については多くの逸話があり、その真偽ははっきりしていません。

ここでは、代表するいくつかの説を紹介しましょう。

野球場で誕生した説

1902年の震えるような寒い日、ニューヨークの野球場では冷たいドリンクやアイスクリーム、ナッツを販売している店が多いなか、ある店が温めたソーセージをパンに挟んで、「レッドホット」や「ホットなダックスフントソーセージ」と言って売っていました。

この様子を見ていた一人の漫画家が、ダックスフントがパンに挟まれている絵を描いて面白おかしく紹介したのです。

しかし、この漫画家はダックスフントのつづりがわからず、省略してホットドッグと書いて紹介したため、このパンはホットドッグという名前で広がっていったと言われています。

万国博覧会で誕生した説

1904年におこなわれたセントルイス万国博覧会で、熱々のソーセージを売っているお店がありました。店主はソーセージを手に持って食べやすいようにと、客に手袋を貸し出していたのですが、手袋はほとんど返却されません。

そこで、返却の必要がないよう、ソーセージを細長いパンのなかに挟んで手で持ちやすい形で提供するようになったのです。これがホットドッグの始まりと言われています。

しかし、この万国博覧会での出来事は、セントルイス万国博覧会ではなく、1893年のシカゴ万国博覧会での出来事だという説もあります。

大学で誕生した説

1894年、アメリカのイェール大学にケンネルクラブという名称のランチワゴンがあり、学生たちはこのランチワゴンをドッグワゴンと呼んでいました。

このワゴンではホットドッグが販売されていましたが、当時、ソーセージには何の肉が使われているかわからないと言われており、犬の肉が入っているというブラックジョークが流行していたのです。

ホットドッグの発祥はさまざまな説があり、いつからあるのかは定かでないものの、ホットドッグが販売されたランチワゴンについてはイェール大学の雑誌に掲載されており、少なくともこのころには確実にホットドッグが存在したと考えられています。

マフィン(Muffin)

パンの特徴

バターや砂糖をたっぷり使った生地を、カップに流して焼いた甘い焼き菓子です。

焼き菓子とは言われていますが、分類上はパンに位置付けられています。

ベーキングパウダーを使って膨らませており、おもに朝食や軽食として食べられています。

由来や発祥について

アメリカ発祥の菓子です。

イギリスにも同じ名前のパンがありますが、アメリカのマフィンとは別のもの。

しかし、アメリカのマフィンとイギリスのマフィン、まったく関係がないわけでもないのです。

イギリスのマフィンはイギリス発祥で、円盤状に成形してトウモロコシの粉をつけて焼いたものです。

トーストして、なかに具を挟んで食べられていました。

のちにイギリスのマフィンはアメリカに伝わり、食事用のパンとして食べられるようになります。

今では「イングリッシュマフィン」という名前で、エッグベネディクトなどに使われているパンです。

19世紀後半、ベーキングパウダーが誕生してからは、発酵の必要がなく短時間で焼き上がる菓子が作られるようになります。それが、アメリカ発祥の甘いマフィンです。

日本の菓子パンは、アメリカのマフィンが原型になっていると言われています。

シナモンロール(Cinnamon Roll)

パンの特徴

長方形に広く伸ばした生地にシナモンや砂糖を広げ、ロール状に巻いてカットし、断面を上にして焼いた菓子パンです。

アイシングやクリームチーズをたっぷりかけて仕上げます。

しっかりと甘いパンで、朝食やおやつとして食べられています。

由来や発祥について

北アメリカで浸透しているシナモンロールですが、実は発祥はスウェーデン。

第一次世界大戦後に、スウェーデンでは小麦粉やシナモンが手に入りやすくなり、シナモンロールがたくさん作られるようになります。

そのころからシナモンロールは大人気となり、アメリカにも伝わるようになったのです。

まとめ

アメリカには多くの移民が入り、ヨーロッパからの影響を受けて独自のパンが発展してきました。

その国で食べられているパンの種類だけを見ても、国の歴史的な背景を知ることができますね。

時間を短縮して作ることができるパンや、移動中に手軽に食べられるパンが多いのもアメリカのパンの特徴です。

料理にあまり時間をかけないアメリカで誕生したパンは、忙しい現代において、日本でもますます需要の高いパンになりそうですね。

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