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キッチンエイドのスタンドミキサーでパン生地をミキシング!ホームベーカリーより楽になるかと思ってたけど想像と違った

いままで、ホームベーカーリーをパンをミキシングして使っていたのですが、どうしても四隅に粉のまま残ってしまうため、途中でホームベーカーリーを開いて生地の手直しをしていました。

ホームベーカーリーにセットしたら時間まで放置しておきたいところだったので、その手直しが不満でした。

きっとキッチンエイドならミキシングも手直し要らずでしょ!

そんなことを考えてキッチンエイドのスタンドミキサーを購入して意気揚々と使ってみましたが・・・

マ、マジか・・・。難しいぞっ!

と衝撃を受けてしまったので、その辺りを事前に覚悟しておけるように紹介します。

目次

キッチンエイドの型番と付属品

私が購入した型番は以下のものです。

型番: KitchenAid Artisan Mini 9KSM3311X

本体(KitchenAid Artisan Mini 9KSM3311X)と各種フック
平面ビーター
ドゥーフック
ワイヤーホイップ

本体のミキサーと3つの攪拌部品(フック・ホイッパー)のみで、付属品は他にはありません。

本体と攪拌部品の仕様は以下の通りです。

製品仕様

サイズW: 198, D: 312, H: 312mm
重量約7.5kg
定格電圧100V 50/60Hz
消費電力250W
容器容量約3.3L
回転数40 〜 200 RPM (アタッチメント装着時 無負荷状態)
電源コードコードの長さ 1.2m

攪拌部品の特徴

アクセサリー攪拌対象説明
平面ビーター中から高粘度の混合物粘度の高い材料の混合、攪拌に使用します。
ケーキ、ビスケット、パイ菓子、クッキー生地、クリーム状フロスティング、クウィック、ミートローフ、クッキー、マッシュポテト、パウンドケーキ等薄力粉を使用する生地、など
ワイヤーホイップ空気を混ぜる必要がある混合物空気を含ませる必要のある材料の混合に使用します。
卵、卵白、マヨネーズ、ホイップクリーム、スポンジケーキ、など
ドゥーフックイースト入り生地を混ぜて捏ねるために使用パン生地、ピザ生地など重い生地の混合、練り混ぜに使用します。
食パン、ロールパン、パスタ生地など強力粉を使用する生地、など

速度調整の目安

※粘り気の強いピザ生地や、パン生地などをミキシングする場合は、「速度2」以下にしてください

速度アクセサリー動作説明
1平面ビーターかき混ぜる・ゆっくり混ぜたり、調合したり、つきつぶしたり、全てのミキシング手順の始めに適しています。
・練ったたねに小麦粉と乾燥した材料を加えるとき。
・乾燥した材料に液体を加えるとき。
・粘り気の強いたねを合わせるとき。
2平面ビーター・ドゥーフックゆっくり混ぜる・ゆっくりの攪拌、すりつぶし、かき混ぜに適しています。
・粘り気の強いものを攪拌するとき。
・じゃがいもや他の野菜をすり潰すとき。
・ゆるいたねを攪拌するとき。
・イーストを混ぜてドゥーを練るとき。
4ワイヤーホイップ混ぜる、強くかき混ぜる・クッキーのような、やや手応えのあるたねを混ぜるのに適しています。
・砂糖とショートニングをクリーム状にするとき。
・メレンゲのために砂糖を卵白に加えるとき。
・ケーキ・ミックスのために中ほどの速度を使うとき。
6平面ビーター・ワイヤーホイップ強くかき混ぜる、クリーム状にする・攪拌やクリーム状にしたり、中ほどの速さのホイップに適しています。
・ケーキ、ドーナツ、その他のたねのミキシングの仕上げ。
・ケーキ・ミックスのために高速を使うとき。
8ワイヤーホイップ素早く強くかき混ぜる、泡立てる・生クリーム、卵白を泡立てるのに適しています。
10ワイヤーホイップ素早く泡立てる・少量の生クリーム、卵白を泡立てるのに適しています。

キッチンエイドの想定外だった点

生地が少量だとうまく捏ねられない

ホームベーカリーでパンを作っていた時と同じ感覚で、総量: 378g (粉: 200g)を捏ねようとしたところ、キッチンエイドではうまく捏ねることができませんでした。

というのも、生地の大半がドゥーフックに巻き上げられてしまったのです。

キッチンエイドのフックは以下の画像のように、根元部分から横に向かって伸びる形になっています。

ドゥーフック

巻き上げられた生地がドゥーフックの根元から横に伸びた部分に引っかかって下に落ちないようです。

そして、巻き上げられた生地は、ドゥーフックに絡みついて回転するだけで捏ねられていませんでした。

できてしまったものは仕方がないのでこの生地で進めることにしましたが、

うーん?ホームベーカリーの時と比べて生地が扱いづらいぞ?

という状態になっていました。

おそらく、生地の量が少ないからドゥーフックに巻き上がったまま落ちてこないのだと思われます。

生地の量を増やしたら捏ねられる

少量だとうまく捏ねられなかったので、生地の量を 総量: 約800g(粉: 約500g)にして再チャレンジしてみたところ、うまく捏ねられるようになりました。

生地の量が多ければ、問題なく捏ねられるわけですね。

しかし、家庭でこの量を仕込むことって、ほぼないと思います。

だって、粉: 500g ということは、塩パンが約30個前後になりますからね。

家庭でこの量を一度に作ることはほぼないでしょう。

なぜホームベーカリーは少量でも捏ねられる?

ところで「なぜホームベーカリーなら少量の生地も捏ねられるのか」という疑問が残ります。

仮説としては「フック(羽根)が底にあるから」かと思われます。

生地がフックに巻き上げられることがなく、パンケースの底で回転するため、少量でも生地を捏ねられるのでしょう。

siroca ホームベーカリー SHB-122 の本体
siroca ホームベーカリー SHB-122 のパンケース(パン羽根 装着済み)
siroca ホームベーカリー SHB-122 のパン羽根

パン生地を捏ねる時は速度2まで

説明書の「速度調整の目安」には、下記のように注意書きがされています。

※粘り気の強いピザ生地や、パン生地などをミキシングする場合は、「速度2」以下にしてください

パン生地を高速で捏ねるとミキサーへの負荷が高くなってしまうためでしょうか?

あくまで目安なので、材料の状態によっては速度をあげてもよいのでしょうけども、注意書きされているとちょっと気後れしてしまい、なかなか速度を上げられませんよね・・・。

下記の動画は、高加水パンを速度1、速度2のみでミキシングしているものです。

説明書の通りに速度2で捏ねると、あまりパワーは感じられません。

他の人で、速度を6まであげてパン生地を捏ねている動画を見つけましたので、下記に添付します。

動画を見ると、速度4や速度6にして捏ねると、素早くしっかり捏ねられているように伺えます。

ただ、キッチンエイドがガタガタと暴れるので手で押さえつけている様子からも、適正速度を超過しているように思えますね。

結局ミキシング中の手直しは必要

ホームベーカリーと同様、キッチンエイドでもミキシングの途中に多少面倒をみてやる必要がありました。

ホームベーカリーはパンケースが四角形に近い形をしているため、四隅に粉として残ってしまう問題がありますが、キッチンエイドの容器は円錐形をしているので、

キッチンエイドは四隅の粉の面倒をみなくていい!

と期待していたのですが、まさかフックに巻き上げられるとは想定外でした。

結局は、ドゥーフックの上の方に巻き上げられた生地を捏ねられる位置に移動してやる、という具合に、面倒をみてやる必要がありました。

キッチンエイドもホームベーカリーも、1、2回は生地の面倒をみてやる必要がある、ということですね。

まぁ、パン屋の業務用のミキサーでも、1、2回は手直しはするらしいので許容範囲内なのかもしれません。

キッチンエイドの利点

基本的なパワーがあるのはメリット

少量の捏ねには向いてないキッチンエイドでしたが、逆に大量の生地を捏ねるだけのパワーはあるということです。

説明書では速度2という制限を明記されていますが、もっと早く回せるだけのポテンシャルはあるわけです。

つまり、生地の量が多い時に負荷が増えてミキサーの回転が過度に遅くなったりはしない、ということです。

速度2でも、大量の生地を捏ねられるのはメリットといえるでしょう。

パン生地以外のミキシングでも有能

パン生地以外の、パンに使う素材を作るのにはめちゃ有能でした。

たとえば、メロンパンの皮(クッキー生地)を作る際にはバターを捏ねるわけですが、うっかりバターを常温に戻し忘れていてもなんとかなりました。

パワーがあるのでカチコチのバターでも捏ねることができました。

生クリームのホイップはすぐ終わる

パンに使うために生クリームをホイップするのにキッチンエイドを使ってみました。

生クリームをセットしてミキシングを開始させたところで、

さて、今のうちに他の作業をしよう!

と他の材料を準備したりしてるうちに、

あれ!もうホイップ終わってる!

という具合に、他の作業を進める前にホイップが終わってしまいました。

完全に気を抜いていたので、ホイップの動画も撮影してなかったですし、どのぐらいの時間でホイップが出来上がったのかも測っていませんでした。

体感では、あっという間にホイップが終わりました。

他の人の動画で、ホイップに使っている場面があったので、下記に添付します。

編集でカットされているので、どの程度の時間がかかったのかは判断できませんが、ホイッパーの回転している様を確認することぐらいはできます。

ホームベーカリーと比べると駆動音が比較的静か

ホームベーカリーは本体が軽いため捏ねている間は本体がガタガタと揺れてしまい、なかなか騒がしい動作音となってしまいます。

キッチンエイドは本体の重量が重いため、捏ねているに本体自体が動くことがないので、シンプルにモーターが回っている音だけがします。

そのため、ホームベーカリーと比べると、少し静かに感じました。

まぁ、前述した埋め込み動画をみるとわかるかと思いますが、あくまで比較的であって、まぁまぁ駆動音はしますけどね

まとめ

私が使ってみた所感として、キッチンエイドは以下のことに向いていました。

  • 生地量が多いパン生地のミキシング
  • クッキー生地作り(カチコチなバター)
  • ホイップ作り

一度に作るパンの量がそれほど多くないのであれば、ホームベーカーリーで十分ではないかと思います。

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この記事を書いた人

本サイトの運営者です。
製パンは調べれば調べるほど科学ですね。

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