ざまぁとは? 意味・読み方・使い方

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ざまぁ【様】 の解説

本来の意味

  1. 日本語における「ざまぁ見ろ」の略。「様を見ろ」を口語で崩した表現の「ざまぁ見ろ」を省略した言い方。他者の不幸や失敗に対して嘲笑する感情を表す。

異世界用語としての意味

  1. 主に異世界転生や復讐をテーマとする作品で用いられる。主人公や正義の側が悪役や敵対者に報復し「様を見ろ」と見返す勧善懲悪な展開を指す。

語源

日本語の「様を見ろ」を語源とし、「様を見ろ」を口語で崩した表現の「ざまぁ見ろ」を省略した言い方。

ネットスラングで「ざまぁwww」という言葉が使われていたものが、異世界系作品でも使われるようになった。

用例

異世界: 「せっかく異世界転生したんなら俺もざまぁしたいよ」
現実: 「悪口ばかり言っていた彼が失脚したのを見て、ざまぁって感じ。」

類義語

異世界: 因果応報、自業自得、逆転劇、天罰、報復、仕返し
現実: 同上

反義語

異世界: ハッピーエンド、和解エンド、同情、恩赦、赦し
現実: 同上

派生語

異世界: ざまぁ展開、ざまぁエンド、ざまぁ系
現実: ざまぁwww

補足

「ざまぁ」は異世界系作品において復讐ものの物語において重要な要素であり、読者に爽快感やカタルシスを与える場面として重視される。

その一方で、過度にざまぁ展開に依存すると、物語が単調になりがちなため、意外性のある展開が求められる。

「ざまぁエンド」「ざまぁ展開」「ざまぁ系」といった言い回しがあり、いずれも、主人公が濡れ衣などで転落させられた後に悪役が退治される勧善懲悪な物語展開のことを指す。

また、異世界系作品に馴染みのある設定の主人公の場合は「ざまぁしたい」「ざまぁする」などと発言することがある。

この場合「ざまぁしたい」「ざまぁする」という一言は「自分を虐げてきた悪役に復讐して見返してやる」という意味で使われており、ハイコンテクストな文脈となっている。

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