転生したけどチート能力を使わないで生きてみる
2020年から掲載が始まったので、WEB小説としては新しめの作品。
書籍化とコミカライズがされており、書籍は一巻、コミカライズは三巻で打ち切りとなっている。
作品概要
過去に転生者が多数転生してきており、転生者は使途と呼ばれて崇拝されている異世界。
そんな異世界に貴族として転生した主人公は、使途として扱われるのは得策ではないと判断し、使途のチート能力を使わずに領地を開拓、平定していく物語。
チート能力あげるよ、ほら使えよといわれるとなんか使ってやるもんかって気になりませんかね。
タダより高いものは無い。
もらい物の力でイキるのは格好悪い。
そんなひねくれ者だがある意味、転生対象テンプレ主人公が神様の予定を狂わせつつしぶとく生きる。神様は転生対象の選択を誤った、そして後で思い知る。
カクヨム – 転生したけどチート能力を使わないで生きてみる
誰でも、俺TUEEEEしたいわけでもないしハーレムを作りたいわけでもないことを。
そして人一倍細かくて本当の意味で面倒くさい奴を選んでしまったこと・・・
感想
タイトルにある通り、チート能力はあるけど使わない。
また、その異世界では多数の転生者がおり、色々な改革がされた後である。
この作品で愉快なのが、よくある異世界系作品キャラクターが調子に乗りまくり良かれと思ってやることは「いやいや、実際にはこんな弊害もあるし、本当に現地のこと考えてますか?」と、揶揄する姿勢であること。
「もっとちゃんと統治とか政治とか、考えましょうよ」というスタンスが読んでいて楽しい。
序盤は、過去の使途が繫栄させた都市をめぐる巡礼パートで世界観の説明をし、その後、主人公が領地開拓のために未開の地を訪れて、現地の亜人種を平定していく話となる。
領地開拓パートで主人公が統治者としての考えを語るので、そこが面白い。
難点をあげるとすると、物語が進むと主人公が名君扱いとなり、主人公の語りも長くなっていくので、段々と読むのがしんどくなってくる。
また、この物語は長い割にはまだ完結していないので、どういう着地をするのかもまだわからない。
一旦、亜人種を平定し終えるところまで読んでみると良いかと思う。
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