ステータス(すてーたす)とは? 意味・読み方・使い方

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ステータス【status】 の解説

本来の意味

  1. 社会的地位や立場を指す語。個人の経済的、職業的、または社会的な位置を表す。
    例: 「彼女は高いステータスを持つキャリアウーマンだ」
  2. 状況や状態を表す場合にも使われ、進行中の事柄や事態の現在の様子を示す。
    例: 「プロジェクトのステータスを確認してください」

異世界用語としての意味

  1. 主人公や登場キャラクターの能力や属性を数値や項目で可視化したもの。例えば「力」「魔力」「敏捷性」「耐久性」などが一般的なステータス項目として挙げられる。
    例: 「異世界で目覚めたら、ステータス画面にチート級の能力値が表示されていた」
  2. ステータス画面やカードの形式で提示されることが多く、ゲームの要素を取り入れた異世界作品では特に頻繁に使用される。
    例: 「ギルドで冒険者登録したら、ステータスカードが配られた」
  3. 敵やモンスターの能力もステータスとして数値化される場合があり、バトル展開の参考情報として利用される。
    例: 「魔王のステータスが見たこともない数値で驚愕した」

語源

英語「status」から派生し、元々は「状態」や「地位」を意味する言葉。ゲームやRPG文化を経て、能力値を示す要素として定着した。

用例

異世界: 「ステータス画面でスキルを確認する」
現実: 「社会的ステータスを気にしすぎると疲れる」

類義語

異世界: 能力値、パラメーター、スキル
現実: 地位、ランク、状況

反義語

異世界: 無能、未知、無職
現実: 無名、無地位、不明

派生語

ステータス画面(能力やスキルを確認できる場面や道具)、ステータスカード(能力値が記載されたカード)、ステータス異常(能力に影響を与える負の状態)

補足

ステータスは、異世界作品において「ゲーム的な要素」を強調するための便利なツールとして頻出する。

特に異世界転生や転移ものでは、主人公が自分の能力を客観的に把握できる手段としてステータス画面が導入されることが多い。

さらに、ステータス異常(毒、麻痺、呪いなど)が物語を進展させる要因として利用される場合もある。

カードでステータスを確認する方式の場合は主人公以外のキャラもステータスを確認できる作品が多いが、主人公にしか見えないステータス画面が表示される場合は、主人公だけの特別な能力として描かれる。

主人公が「ステータス」や「ステータスオープン」などと発声することでステータス画面が表示されることは異世界系作品では定番となっている。

あまりに異世界系作品で頻出するため、今では主人公が「ステータスオープン」と発声してもステータス画面が開かないことでステータスの仕組みがないことにガッカリする描写も増えている。

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