おすすめWEB小説紹介『無職転生 – 異世界行ったら本気だす -』

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無職転生 - 異世界行ったら本気だす –

2012年から掲載が始まったので、WEB小説としては古めの作品。

書籍化とコミカライズ、アニメ化されている。

書籍は二十六巻で完結。コミカライズは連載中で二十一巻まで刊行されている。

作品概要

古き良き異世界転生物。異世界転生物の金字塔と言われている作品。

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうやら異世界に転生したらしい。
彼は誓う、今度こそ本気だして後悔しない人生を送ると。

小説家になろう – 無職転生 - 異世界行ったら本気だす –

感想

異世界転生物で、チートスキルはないし、現代知識で無双することもない。

主人公が無職の引きこもりというだけあって、なにか専門性のあるキャラクターではない。

学生の頃にいじめられたことがきっかけで引きこもり続けて子供部屋おじさんと化した人間が、異世界に転生したとて、そのままではうまくいかないものだ。

地球で何物にもなってないのに、異世界に行ったからといって何者かになれるわけがない。

この主人公は、転生後の赤ん坊の時点で人生をやり直す決意を固めて、そこで鍛錬と学習に勤しむので、現代知識で無双するということがない。

現代の知識を使うとしても、魔法を使うときに積乱雲の特番をテレビで見たからそれを真似する、というぐらいだ。

昨今の異世界転生物のようなチートで無双という手軽さはなく、地道に努力を続けていく主人公である。

また、主人公が傾倒するものが魔術一辺倒なので、内政したり商売したり、ということがなく、基本的には冒険がメインの物語となっているので、それが実によい。

WEB小説掲載サイト

小説家になろう

書籍化

小説

コミカライズ

WEB掲載漫画 – カドコミ

映像化

アニメ化

2021年に一期、2023年に二期が放送済み。2024年に三期製作決定が発表された。

同作者の別作品

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