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さてもさても、白銀樹はすぐには伸びぬことかな
『オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』の第2話へいわなオークのくに②にて登場したエルフの諺。
国交も絶えて久しかったから、翻訳辞書の類も役に立たないほど古いものしかなく、相違する単語や初耳の言い回しなどを洗い出し、皆と共有、あとは実際に使っていくというような、面倒で根気のいる作業が必要だった。
「さてもさても、白銀樹はすぐには伸びぬことかな」
時代がかったエルフ族の諺が彼らに通じるものなら、「世の万事、困難なことほど成すまでには時間がかかる」、そんなところだ。
カクヨム – 第2話へいわなオークのくに② – オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~
意味
意味は作中にて言及されており「世の万事、困難なことほど成すまでには時間がかかる」という意味。
エピソード
この諺は、ダークエルフ族がオルクセンの生活に馴染む途中のエピソードで登場し、言語学習に時間を要することを指して使われた。
オルクセンは、オークをはじめとしたドワーフやコボルトなどの他種族から構成されており、言語は種族間統一言語である低地オルク語が使われている。
オルクセンにおいてダークエルフ族は新参者の種族であり、ダークエルフ族はオルクセンに住むにあたって低地オルク語の学習に苦労することとなった。
類語
- 「石の上にも三年」
- 「雨垂れ石を穿つ」
- 「塵も積もれば山となる」
- 「継続は力なり」
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