異世界創作諺「妖精の道案内(ようせいのみちあんない)」

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妖精(ようせい)の道案内(みちあんない)の解説

意味

「妖精の道案内」とは、だまされる心配がある、真偽が定かでない、信用できないものやことを意味する諺。

用例

  • 「あの商人の口約束は妖精の道案内に等しい。信用するなとは言わんが、信用しすぎるのも危うい」
  • 「歴史書は妖精の道案内に同じ。そのまま真に受けてはいかん。周辺国にも聞き取りをせねば事実か欺瞞か分かったものではないぞ」
  • 「この剣が恩寵品? どうにも妖精の道案内だ。そう見えなくもないが、違うと言われれば違うようにも見える」

語源

妖精の悪戯は頻繁ではないにせよ、ままあることであり、その中でも道に迷う悪戯は誰しも一度は経験することである。

そんな妖精が道案内を申し出るなど、頼りになるはずがない。

妖精の悪戯のように意図的に人を惑わせる行為から転じて、信用ならず、真偽が定かでない事柄や、騙される危険性のあるものを指して「妖精の道案内」と言われるようになった。

類語

  • 「眉唾物」

注意

この諺・慣用句は創作であり、実際には存在しません。

人名や地名、物の名称なども架空のものを作っています。(もし、命名が既存の作品と被っていたら申し訳ありません)

異世界系のWEB小説を執筆されている方が、架空の諺や慣用句を作る際の参考にしていただければ幸いです。

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