異世界創作諺「竜は竜騎士(りゅうはりゅうきし)」

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竜(りゅう)は竜騎士(りゅうきし)の解説

意味

「竜は竜騎士」とは、その道のことは専門家に聞いたり任せたりする方が確実であるという意味の諺。

ドラゴンやワイバーンを操る竜騎士こそが、竜について最も精通していることから生まれた言葉。

転じて、専門的な知識や技術を持つ者に頼るべきである、という教訓として使われる。

用例

  • 「自作ポーションは薬師のよりも効きが悪いな……。竜は竜騎士ということか」
  • 「妙な術式が刻まれた魔道具?  竜は竜騎士って言うだろう。魔術師ギルドに持ち込めよ」
  • 「肉を焼かせたらこの店が一番美味い! やっぱり竜は竜騎士ってこったな。自分で焼いたんじゃこうはならねぇ」

語源

竜は古くから畏怖される存在であった。

竜騎士は竜を調教するのではなく、竜の群れを作ることを目指している。

竜騎士は卵から竜を孵すところから世話をし、何年も掛けて竜を育て、成長を見守り、共に過ごす家族として接する。

竜にとって竜騎士は育ての親であり、竜騎隊の他の竜や竜騎士は兄弟であり、同じ群れの仲間と認識される。

竜の習性や扱いを理解できる者は、竜の群れの一員として生きる竜騎士だけである。

そのため、竜について詳しく知りたいなら一般の学者ではなく竜騎士に聞くべきであるという考えが広まり、やがて「専門的なことは専門家に尋ねるのが最善」という意味で用いられるようになった。

類語

  • 「餅は餅屋」
  • 「馬は馬方」
  • 「蛇の道は蛇」

注意

この諺・慣用句は創作であり、実際には存在しません。

人名や地名、物の名称なども架空のものを作っています。(もし、命名が既存の作品と被っていたら申し訳ありません)

異世界系のWEB小説を執筆されている方が、架空の諺や慣用句を作る際の参考にしていただければ幸いです。

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