ダンジョンマスター(dungeon master)とは? 意味・読み方・使い方

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ダンジョン‐マスター【dungeon master】 の解説

本来の意味

  1. テーブルトークRPG(TRPG)「ダンジョンズ&ドラゴンズ」において、ゲームの進行役や司会者を務める人物を指す。
    例: 「ダンジョンマスターがシナリオを設定し、冒険者の運命を描く」
  2. TRPG一般では「ゲームマスター」と呼称される役割だが、「ダンジョンマスター」は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」独自の呼称であり、作品の世界観を象徴する存在でもある。

異世界用語としての意味

  1. ダンジョンを所有・管理し、モンスターの配置やトラップ設置など、ダンジョン運営のすべてを担う者を指す。
    例: 「ダンジョンマスターは侵入者に挑戦を与えるため、自ら罠を仕掛けた」
  2. ダンジョンコアと連携して運営を行い、ダンジョンの防衛や成長を図る役割を持つ。
    例: 「ダンジョンマスターとして、侵入者を退ける戦略を練るのが彼の仕事だ」
  3. 一部の異世界作品では、主人公がダンジョンマスターとして活動し、冒険者との戦略的な攻防を繰り広げる物語が描かれる。

語源

「ダンジョン」と「マスター(master, 支配者/管理者)」を組み合わせた造語。

用例

異世界: 「ダンジョンマスターとしての力を使い、彼は最強の迷宮を築き上げた」
現実: 「このTRPGでは、ダンジョンマスターがプレイヤーの進行をコントロールする」

類義語

異世界: 迷宮主、迷宮の管理者、塔の管理者、支配者
現実: 進行役、司会者、ゲームマスター

反義語

異世界: 冒険者、侵入者、挑戦者
現実: プレイヤー、参加者、挑戦側

派生語

マスター権限(ダンジョンのすべてを制御する力)、マスター装備(ダンジョンマスター専用の装備)、マスター討伐(ダンジョンマスターを攻略の対象とする設定)

補足

ダンジョンマスターは、異世界作品において単なる管理者以上の役割を果たす場合が多い。

特に主人公がダンジョンマスターとして活躍するダンジョン経営物の作品では、冒険者との戦略的な攻防、ダンジョンの成長、さらには世界全体への影響を描くストーリーが展開される。

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