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尾っぽを引きずる
『オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』の第4話へいわなオークのくに④にて登場したオークの兵諺。
「街道。鉄道。そりゃ便利ですがな。使えなくなるとき、それに、無理をどうしてもやらにゃならんときというのはあります。むろん、ご配慮には何よりも感謝しております。無茶が通るのが、二日。どれほど引っ張っても四日というところでしょう。それを、前線を預かる儂らが忘れちゃならん、それだけのことです。あまり太く長く尾っぽを引きずったままでは運動を阻害します」
尾っぽを引きずるとは、オルクセン式表現での「枝に絡まる」だった。
カクヨム – 第4話へいわなオークのくに④ – オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~
意味
意味は作中にて言及されており「行動が妨げられ前進できない様」を指す兵諺。
エルフィンド式表現でいうところの「枝に絡まる」と同義。
エピソード
この諺は、オルクセンの軍事演習を終えた講評にて兵站の停滞問題が発覚したことを議論している時に登場し、兵站を重要視するあまりに軍の行動が鈍くなることを指して「尾っぽを引きずる」と表現された。
シュヴェーリン上級大将はこの講評にて、兵站問題についてグスタフ王が兵站を気にしすぎていると指摘し、戦場では無茶をせざるを得ない局面が必ず存在し、それは携行口糧の都合上四日が限度であると語った。
類語
- 「泥沼にはまる」
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