目次
サラリーマンの不死戯なダンジョン
2015年から掲載が始まったので、WEB小説としては古めの作品。
コミカライズされており、全三巻で打ち切りとなっている。
作品概要
何度も死に戻りし続けていくデスゲーム物。
セーブポイントあり、レベル・スキルのシステムあり、という死にゲーを実際にやらされる主人公の物語。
巨大な黒い虎が目の前にいた。
ただのサラリーマン、山岸網綱が気が付くと見知らぬ洞窟の中。
意味も解らず理不尽な状況下で必死に足掻き続けるしか術がなかった。
死が終わりではない。何度も死に、何度も食われ、何度も立ち向かう。
何をすべきか、どれを選択するか。絶望を越えた先に待つ、新たな絶望。
彼はこの輪廻から逃れられるのか。理不尽な状況を乗り越える為に全力で足掻いてみせる。苦難を乗り越え新たな力を得た男が、己を奮い立たせ立ち向かう。
小説家になろう – サラリーマンの不死戯なダンジョン
感想
死に戻りのループ物作品は世にいくつもあるが、セーブポイントがあるのに敢えてセーブせずに進めていくという部分が気に入った。
序盤は主人公一人で何度も死にゲーを体験し続けるが、徐々に他の人間との共闘や対決などのデスゲームの様相も呈してくる。
序盤は死に戻りのループ物としての面白さもあり、物語が進むとデスゲームとしての人と人との駆け引きが面白くなってくる。
小難しいことがないので、気楽に読める小説としてちょうどいい作品だ。