Almightパッケージャーで失敗しないように気をつけるべき点

Almightパッケージャーでパッケージングを行うと、途中で「パッケージング処理中」のまま動かなくなってしまう、といった具合に、うまくパッケージ化できないことがあります。 失敗する要因となるものがいくつかあるので、備忘録代わりにまとめておきます。

ファイルパスに日本語が含まれていると失敗する

まずは、ファイルパスに日本語が含まれているパターンです。 Almightパッケージャーは、日本語のファイルパスに対応していないと思われます。 そのため、フォルダ名に日本語が含まれているとエラーになり、パッケージに失敗してしまうようです。 例えばこのような形です。 C:\Users\user\Desktop\オールマイト 「オールマイト」という日本語フォルダを作っている形です。このような形は、パッケージャーが正しく認識してくれないようです。 日本語ファイルパスがだめなので、もしパソコンのユーザー名に日本語を使用していると、フォルダ名を英数字にするように気をつけていたとしても、ユーザー名部分の日本語のせいで正しく認識されないのでパソコンのユーザー名には日本語を使わないようにするのがベターです。

AlmgitJSのバージョンとAlmight Packagerのバージョン違いで失敗

今度は、AlmgitSDKのバージョンとパッケージャーのバージョン違いによる場合です。 AlmightSDKは少しずつバージョンがアップデートされていきます。 Almight Packager 2.0 が現行の最新のパッケージャーのバージョンなのですが、その際には、AlmightSDKのAlmightJS 4.1.1かそれ以降のものでないとパッケージングに失敗します。 例えば、Almight Packager 2.0 で、AlmightJS 4.0で作ってゲームをパッケージングしようとすると、パッケージングに失敗します。 これに関しては公式でアナウンスがあります。 Almight Packager 2.0&Almight SDK 4.1.1 betaをリリースしました

ファイル名に英字の大文字を指定してる場合に失敗

次は、パッケージング自体は成功するものの、ゲームを起動するとある時点でエラーとなって動かなくなるパターンです。 これは、ファイル名にアルファベットの大文字を指定してる場合に発生します。 例えばこのような形です。 [playse storage="SE.ogg"] このように記述していると、SDKで作成している時は問題なく動作したりするのですが、パッケージ化した後のゲームでプレイすると、英字の大文字のファイル名の箇所でエラーになって動作が停止してしまいます。 ですので、大文字英字を使っている箇所を以下のような形に修正してからパッケージングすれば、パッケージ後もエラーがなく動作します。 [playse storage="se.ogg"] そういうわけで、画像や音声のファイル名や、シナリオファイルのファイル名には英字の小文字で指定しておくのがベターです。

ゲームアイコンが反映されない

最後に、パッケージャーでゲームアイコンを指定しても、反映されずにデフォルトのアイコンのままになる現象についてです。 この現象は、パッケージャーのバグです。ゲームアイコンは反映されません! ただし、まだ正式なバージョンではない開発中のパッケージャーを使うと、ゲームアイコンが反映されるようです。 パッケージング後のEXEファイルのアイコンについて

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