HTML5レベル2に合格しました!勉強に使えた本を紹介します!
HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2に合格しました! しかし、実をいうと2回落ちました。 一度目は対策本を一冊読破して挑み撃沈! 二度目は同じ対策本を再度読み込んで遭えなく撃沈! これではいけないと思い、他の本を読んで勉強して、三度目の正直でやっと合格! 対策本を一冊読むだけでは少々心許なかったのが正直なところでしたので、私が勉強に使った本を紹介します。
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 対策テキスト&問題集
私が初めに読んでいた本がこちら。
javascriptの成り立ちから説明され、基本的な変数や関数、スコープを説明しています。 初心者向けになっているので、JavaScriptがある程度分かっている人であれば、序盤は流し読みでもいいレベルかと思います。
練習問題がついていますので、試験にどのような問題がでるのかの傾向がつかめるのではないかと思います。 例えば、 「比較演算時で比較したときに、true,falseになる組み合わせはどれか」とか、 「以下のオブジェクトのうちwindowオブジェクトがプロパティとして持っているものはどれか」とか、 そんな問題が載っています。 実際の試験では、それを踏まえたうえで、少しひねった問題がでてきたりするので、練習問題で基礎固めをしておくのがオススメです。
それと、試験範囲のAPIのことが説明されているので、「あぁ~こういうAPIが試験に出るんだなぁ」というのを把握できるので、一読しておくとよいでしょう。 canvasってあんまり実務で使ったりしないかと思いますけど、試験には結構でますからね。 WebStorageは実務でも使うかと思いますけど、IndexedDBはあんまり使ってなかったりしませんか? Web Workersで並列処理してますか? 私はこういう部分に躓いて試験に落ちましたよ!
JavaScriptリファレンス 第6版
次の読んだ本がこちら。
安定のオライリー。 安定のサイ本。 有名でありながら、私はなかなか手を出していなかった本ですが、試験勉強にあたって、意を決して購入しました。
この本、かなり眠くなります。 リファレンスというだけあって、本当に仕様について説明が淡々とされます。 私は、正直に言ってかなり居眠りをしてしまいました。 リファレンスはあくまでリファレンスなので、問題集の理解を助けるものとして、必要な時に参照するのがよいでしょう。
開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
次に読んだ本がこちら。 これまたオライリー。
この本はひとつ前に紹介したJavaScriptリファレンス 第6版よりは読みやすいです。 JavaScriptで一度は経験するthisの意味不明さ。プロトタイプ、スコープ、クロージャの挙動。 HTML5レベル2の試験の試験範囲の内容が書かれているので、この本は読んでおくのがベターです。
ハイパフォーマンスJavaScript
最後に読んだ本がこちら。 これまたオライリー。
この本も読みやすいです。 業務でJavaScriptを触っている身としては「JavaScriptのパフォーマンスをよくするためにはこういったチューニングをすればいいのか」と目から鱗でした。 この本は試験に関係なくオススメです。 ただ、詳しすぎてむしろ試験にはでないようなことも詳しく書かれています。 そのため、問題集の理解を助けるという意味で一読しておくのがよいかと思います。
最後に
オライリーの本に関しては、試験範囲について詳しく説明されている反面、「詳しすぎてそこまでは試験にでないよ~」みたいなところも多々あります。 「それならそこまで読まなくてもいいかなぁ~」って思いませんか?
しかし、HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2の出題の仕方がいやらしいのです。 「あてはまるものをすべて選択しなさい」 「あてはまらないものはどれか」 という出題が多く、選択する答えが一つではないことがあります。
オライリーぐらいに詳しい本を読んでおくと、対策本を読んだだけではパっと回答できないような問題も、ある程度は消去法で選択肢を絞ることができます。 惑わされることが減ることになり、合格率も向上! すごいぞオライリー!