AndroidバージョンごとにLinuxバージョンも違うのでは?

「携帯OS教科書 Androidアプリケーション技術者ベーシック」にて、「LinuxカーネルはAndroidのバージョンに関係なく、バージョン2.6を採用しています。」という記載がありますが、誤りがであるように思います。

携帯OS教科書Androidアプリケーション技術者ベーシックの表紙

正誤表を確認してみましたが誤りという記載はありませんでした。

=== 該当箇所 ===
p. 41 【問題 2-4】
選択肢 A. Androidのバージョンによって採用されているLinuxカーネルのバージョンがことなる

p. 45 【問題 2-4】 正解: D
LinuxカーネルはAndroidのバージョンに関係なく、バージョン2.6を採用しています。
=== 該当箇所 ===

ネットで調べた所、ウィキペディアで以下のように記載されていました。

SDKリリース日: 2011年10月18日
OSバージョン: Android 4.0 Ice Cream Sandwich
Linuxカーネル: 3.0
引用元:Androidのバージョン履歴

ウィキペディアが情報源では信頼性に欠けますが、仮に真実だとした場合、
本書に記載されています「LinuxカーネルはAndroidのバージョンに関係なく、バージョン2.6を採用しています。」という一文は、誤りではないかと思います。

本書冒頭の「試験直前チェックシート」の「Android 概要と開発環境」の項目にて、
「Android バージョン 1.0」~「Android バージョン 4.0」 まで記載されています。

ということは、本書の作成当時から、
OSバージョン: Android 4.0 Ice Cream Sandwich
Linuxカーネル: 3.0
の認識があったはずです。

正直にって、資格勉強中の私の知識では正誤の判断ができかねるため、出版社に問合せ中です。(2018/09/25 現在)

出版社から回答があれば、また追記しようと思います。

【追記 2019/03/13 】

出版社から返信がありませんでした。

Android技術者認定試験にも、現在の試験範囲が Android4.0 までのままなのかを問い合わせましたが、こちらも回答なしです。

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