A1Z26シーザー暗号変換ツール
詳細設定(基準・区切り・桁揃え)
※ブラウザ上で処理するため、サーバーに入力した文字を送信することはありません。
0〜25。A=1(アルファベット順の番号)を基準にズラして数字へ変換します。
外周=アルファベット(固定)/内周=対応する数字(シフトで回る)。文字をタップで注目。
行をタップでコピー。現在のシフトは強調表示。
ツールについて
このツールは、アルファベット(A〜Z)を数字(1〜26 など)に置き換える A1Z26 暗号に、決まった数だけずらすシーザー暗号(カエサル暗号)を重ねた「文字↔数字+ずらし」を、変換するツールです。
「A=1、B=2 …… Z=26」のように文字を番号に置き換える暗号(A1Z26 暗号)は、謎解きや暗号パズルで定番のひとつです。
謎解き・リアル脱出ゲーム・ARG(代替現実ゲーム)で出会う「アルファベットを数字にした暗号」や「ずらして数字にした暗号」を、その場で解いたり、逆に自分で出題用の暗号文を作ったりできます。
ずらす数や基準が分かっている暗号は、円盤やパイプラインで仕組みを確かめながらそのまま変換できます。
ずらす数が分からない暗号は、下の全シフト一覧から「意味の通る行」を目で探して解きます。
ツールの使い方
Step 1: 変換の向きを選ぶ
いちばん上のトグルで、変換の向きを選びます。向きは自動判定せず、必ずご自身で選ぶ方式です。
選んだ向きに合わせて、下の入力欄の見出しや全シフト一覧の向きも切り替わります。
アルファベットを数字へ
平文(英字)を暗号(数字列)にします(暗号化)。
数字をアルファベットへ
暗号(数字列)を平文(文字)に戻します(復号)。
Step 2: 文章または数字列を入力する
入力欄に、変換したい文章(英字)または暗号(数字列)を入力します。
最初は見本のテキスト(HELLO)が入った状態で開くので、まずはそのまま円盤やパイプラインの動きを眺めてみてください。
Step 3: ずらし数を決めて、仕組みを見ながら変換する
シフト数 のスライダーや+/−ボタン、数値入力(0〜25)で、ずらす量を決めます。
値を変えると、現在の結果・暗号円盤・変換パイプラインがすべてリアルタイムで連動して動きます。
円盤の内側リング(数字)が入れ替わり、パイプラインの各文字の変換が切り替わり、その数での変換結果がすぐ上に表示されます。
円盤そのものをドラッグして回すことでも、ずらし数を直接変えられます。
円盤の文字をタップすると、その文字の変換(例:P →+3→ S = 19)が円盤・パイプライン・中央の読み上げの上で強調され、「この文字が、この数字になる」という関係が一目で分かります。
Step 4: 基準・区切り・桁揃えを調整する(詳細設定)
詳細設定 を開くと、より細かい指定ができます。
詳細設定は入力欄より上にあるので、ここを変えると、すぐ下の結果に自然に反映されます。
基準(A に割り当てる番号)
A=1(標準)/A=0(0 から数える流儀)/A=任意の数字(好きな開始番号)を選べます。
区切り文字
数字どうしの区切りを、空白・カンマ・ハイフン・なしから選べます。
ゼロパディング
08 05 12 … のように桁を揃えます。
Step 5: ずらし数が分からないときは、全シフト一覧から探す
暗号のずらし数が分からないときは、下の 全シフト一覧 を使います。
ずらす数 N=0 から 25 まで、すべての結果が自動で並ぶので、意味の通る行を目で探せば、それが答えです。
逆に暗号文を作るときは、好きな「シフト N」の行が、そのままあなたの暗号文になります。
各行はタップするだけでコピーできます。
機能の説明
暗号円盤
外側のリングに平文の A〜Z、内側のリングに対応する数字が並んだ、二重の暗号円盤です。
ずらし数や基準を変えると内側の数字が総入れ替えになり、外側の文字とその内側の数字が「文字→数字」の対応を表します。
ずらしで数字が一周を超えると(例:ずらし +3 で X・Y・Z → 1・2・3)、その折り返しもそのまま見えるのが特長です。
円盤はドラッグで回して、ずらし数を直接変えられます。
文字をタップすればその対応が強調され、ドラッグと使い分けられます。
基準を大きくして数字の桁が増えても(例:A=100)、数字は自動で小さく表示され重ならないよう調整されます。
中央には 注目文字 →+N→ ずらし後 = 数字 の読み上げが表示されます。
変換パイプライン(1文字ずつの二段変換)
入力した各文字を「元の文字 →(ずらし)→ ずらし後の文字 → 数字」の縦3段カードで、1文字ずつ提示します。
ずらしが 0 のときは中段が控えめに表示され、「素の A1Z26(ずらしなし)」だと分かります。
アルファベット以外の文字は点線のカードで「そのまま」と示されます。
スマホなど狭い画面では横スクロールで全体を確認できます。
連動ハイライト
注目したい1文字を選ぶと、その「文字→数字」の対応が、円盤・パイプライン・中央の読み上げの上で同時に強調されます。
強調は常に1組だけなので、情報が渋滞せず、狙った対応だけをはっきり追えます。
注目文字は、円盤やパイプラインのカードをタップして選べるほか、初期状態では入力の先頭の英字が自動的に選ばれます。
現在のシフトと結果
スライダー・数値・円盤で決めた「いまのずらし数」での変換結果を、操作子のすぐ近くに表示します。
結果はワンタップでコピーできます。操作するものと結果を近くに置くことで、値を動かしながら結果を確かめやすくしています。
基準・区切り・桁揃え
A=1(標準)と A=0 のほか、A=任意の数字 で好きな開始番号(例:作品の象徴的な数)を指定できます。
区切り文字とゼロパディングで、数字列の見た目を整えられます。
全シフト一覧(解読の土台)
ずらす数 N=0〜25 の全パターンを一覧で並べたものです。
ずらし数が分からない暗号でも、この中から意味の通る行を目で拾えば解けます。
向きはトグルに連動し、「数字をアルファベットへ」のときは各行が復号結果(文字)になります。
いま選んでいるシフトの行は色付きの枠で強調されます。
ツールの仕様
このツールは、A1Z26+シーザーの変換について、主に次のように扱いを定めています。
変換の考え方(文字→数字)
A〜Z の26文字を一次元の循環列とみなし、まず各文字を後ろへ N 個ずらします(Z の次は A に戻る=循環)。
その位置に基準の番号を足したものが、その文字の数字です。
式で書くと 数字 =((文字の位置 + ずらし)÷26 の余り)+ 基準 になります。
ずらしは26で一周(折り返す)のに対し、基準はそのまま足すだけ(折り返さない)ため、A=1 なら 1〜26、A=100 なら 100〜125 のように、基準を大きくすると数字も大きくなります。
ずらし数の扱い
ずらす数 N は 0〜25 の範囲で、N=0 は「素の A1Z26」(ずらしなし)です。
負の値や26以上の値も、内部で 0〜25 の範囲に読み替えて扱います。全シフト一覧はこの全26通りを網羅します。
アルファベット以外の文字(パススルー)
「アルファベットを数字へ」では、A〜Z・a〜z 以外の文字(記号・空白・改行・日本語など)は、変換せず元の位置のまま通します(パススルー)。
「数字をアルファベットへ」では、数字以外がパススルーになります。
大文字・小文字は数字に載りません(重要)
A1Z26 は「文字→番号」の置き換えなので、大文字と小文字は同じ数字になります(a も A も同じ)。
そのため、数字から文字へ戻すときに大小の区別は復元できず、復号結果はすべて大文字になります。
これは不具合ではなく、A1Z26 という方式の性質です。
平文に数字が混じると往復できません
暗号化の対象は英字だけで、平文に最初から含まれる数字はパススルーされます。
ところが復号時には、その数字が「暗号の数字」と区別できず、文字に化けてしまいます。
たとえば ABC-123 をずらし2・基準1で暗号化すると 3 4 5 - 1 2 3 になりますが、これをそのまま復号すると ABC-YZA となり、123 の部分が戻りません。
確実に往復できるのは「英字+(数字以外の)記号・空白」からなる文章です。
復号は「区切り」または「桁揃え」が前提
数字列は区切りがないと、どこで区切るのか一意に決められません(例:812 は 8,12 か 81,2 か…)。
標準(A=1・1〜26)のときだけは、区切りなしでも一般的な読み取り方で解釈しますが、A=0 や A=任意の数字 では桁数が変わるため、区切り文字かゼロパディングを指定してください。
ちょっとした豆知識
文字を数字に置き換える暗号は「換字式暗号」の一種で、古くからさまざまな形が知られています。
文字を格子の座標(数字)に対応させるポリュビオスの暗号表、文字を数字に直したうえで数字の鍵を足し合わせるニヒリスト暗号、シーザー暗号のずらし量を数字の並びで与えるグロンスフェルト暗号など、「文字と数字」「ずらしと数字」を組み合わせる発想は各地の暗号史に見られます。
このツールの「A1Z26+ずらし」は、それらと同じ“文字と数字を行き来する”系譜にある、素朴で分かりやすい組み合わせだと言えます。