話は微妙だけど続編に期待できる設定は評価できる【クローバーフィールド・パラドックス – ネタバレ感想】

「クローバーフィールド・パラドックス」はクローバーフィールドシリーズの3作目で、1作目である「クローバーフィールド/HAKAISHA」の前日譚にあたる作品です。

正直、ストーリーの展開は特筆するものはありませんが、「クローバーフィールド・パラドックス」で登場した設定は今後のクローバーフィールドユニバースの広がりを期待せざるを得ないものです。

目次

ストーリーに目新しさはない

ストーリーは、閉所でのサスペンス映画にパラレルワールドという要素が追加された、という程度のもので、目新しさ、驚き、興奮はありません。

次々に不思議なことがおきるのは先が読めないという意味では悪くないとは思います。

でも、不思議なことが物語上の大事なキーであることがあまりなかったので、一時の驚きだけで終わってしまうんですよね。

「クローバーフィールドっていうから、まぁとりあえず最後まではみてみるかなぁ」という気持ちで最後までみました。

この設定があるだけで100点満点

「クローバーフィールド・パラドックス」のどの設定が嬉しいものかというと、地球のエネルギー問題を解消するための実験を行うと時空の膜を破ってしまい多次元に影響を及ぼしてしまう、という設定です。

この設定は映画内のテレビ番組で識者が語っており、悪魔を呼び出してしまうことを懸念しています。

Netflix「クローバーフィールド・パラドックス」15:06

シェパードは過去最大の加速器で、とてつもないパワーを持っています。

巨大なエネルギーが発生し、時空の膜が突き破られる可能性があります。

異次元世界同士の衝突を引き起こし、現実世界を歪めてしまう。

これはステーションだけの話ではない。どこでも起こりうる。

この実験はカオスをもたらします。

何が出てきてもおかしくない。怪物や悪魔や海獣……。

今現在のことだけではなく、過去でも未来でも、どの次元においても。

この考えが間違いであって欲しいと、私も願っています。

「クローバーフィールド・パラドックス」の14:57 〜 15:45 より文字起こし(日本語吹き替え版)

映画では上記のテレビ番組の映像を流しつつ実験準備が進められます。

そして、ステーション内で不思議なことがおこって話が進んでいき、ラストにはクローバーフィールドでお馴染みの怪獣が姿を見せて閉幕となります。

Netflix「クローバーフィールド・パラドックス」1:36:22

映画をみてると「ステーション内で不思議なことがおこってるなー」ということぐらいしか思わないのですが、ラストにモンスターが登場した瞬間に「おぉ!そういうこと!?」とテンションが上がってしまいました。

「クローバーフィールド/HAKAISHA」で出てきたモンスターは「クローバーフィールド・パラドックス」の実験によって出現したというわけですね。

ステーション内と地球の家族のことしか焦点を当てず「ありがちな設定だなぁ」と思わせておいて、最後の最後にモンスターを出すことで「クローバーフィールド/HAKAISHA」の前日譚としてしまうなんて、憎いことをしますね。

前日譚なのに未来が舞台というのが一捻りしてあっていいじゃあないですか。

設定だけで私は結構満足してしまえたんですが、強いて言うなら、前日譚ならもう少し「クローバーフィールド/HAKAISHA」との繋がりを感じられるようなギミックが欲しいところ。

とはいえ、「クローバーフィールド/HAKAISHA」は一般市民のカメラで撮影されたという体なので、繋がりを出すのは難易度が高かったのかもしれません。

今後のクローバーフィールドユニバースに期待が膨らむ

「クローバーフィールド・パラドックス」の設定は大発明ですね。

過去でも未来でも、パラレルワールドでも、どんな設定でも「クローバーフィールド」ん作品を作ることができるようになりました。

中世ヨーロッパのクローバーフィールドや、日本の戦国時代のクローバーフィールド、世界大戦中のクローバーフィールド、などなど過去を舞台にしたクローバーフィールドなんかが出てきたりするかもしれません。

または、「クローバーフィールド/HAKAISHA」のリメイクで時代設定だけを現代に置き換える、ということも可能です。

あぁ、夢が広がりますね!

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