Amazon Prime 価格 5,880円(77% OFF)で買うことができたのでかなりお買い得でした。
メーカー希望小売価格: 25580(税込)
私は、スマートウォッチって正直いらないと思っていました。
運動する人が運動量や心拍数を測るのに使ったりするわけですけど、私は該当しません。
スマートウォッチのディスプレイに、スマホの通知が表示される、というのも「スマホを見ればよいだけでは?」と思っていました。
でも、実際使ってみると、案外面白い機能もあるんだな、と前向きに捉えられる部分もあったり、逆に期待はずれな部分もあったりしましたので、それを紹介しようと思います。
まずは残念ポイントから。
残念ポイント:文字盤のデザインがダサイ
手元に届いてすぐに「あらー。買うんじゃなかったかなー」と後悔したのが時計の文字盤のデザインです。
Amazonの商品ページでは、アナログ時計の文字盤のデザインをみても違和感を覚えませんでしたが、実物を見ると、液晶にアナログ時計を表示しているのが、絶妙にダサく感じてしまいました。
長針短針が絶妙にダサいことと、秒針がないのがいただけない。
それと実際に使い始めると、心拍数・歩数・消費カロリーが文字盤に表示されるのも無駄な情報が表示されていて、視認性を下げることになっていると感じました。
側面のボタンを押すこと画面切り替えができるので、心拍数・歩数・消費カロリーはそれぞれ別の画面で表示することができます。
だったら、時計の画面は時計だけ表示して、スッキリしたデザインにしてほしかったと、思いました。
最終的に選んだ文字盤は、デジタル表示かつ秒数のカウントがあるものにしました。
秒数まで表示されるものが上記の画像のみだったので、他に選択肢がありませんでした。
残念ポイント:連携アプリが野良アプリ
説明書に記載されている QRコードを読み取るとH Band というアプリをダウンロードさせられます。
私は Android を使っているので APKファイルをダウンロードしてインストールする必要があったのですが、Google Play Store にアップされていない、いわゆる野良アプリを自己責任でインストールさせられるのは抵抗がありました。
しかも、あとになってよくよく調べてみると Google Play Store に H Band というアプリは存在していました。
だったら初めから説明書はストアへのリンクを記載してほしかったです・・・・。
あと、余談ですが、中国製のアプリのようで、ところどころ日本語が直訳のような不自然なところもあります。
野良アプリをダウンロードした上に、直訳の不自然な日本語を見させられると、一層不安になってしまいましたw
残念ポイント:アプリは常時起動しないといけない
スマホの通知をスマートウォッチでも表示するためには、アプリをバックグラウンド状態で常に起動しておく必要があります。
アプリを起動すると通知領域に H Band の通知が表示されます。
常時アプリを動作させるために通知領域にアクセスするのは、必要な手順だと認識しているので、それは問題ありません。
「よし、通知領域に表示されてるし、バックグラウンド状態のアプリは停止しても大丈夫だな」
と思ってバックグラウンドタスクのアプリを停止させると、スマートウォッチとの接続が切れてしまいます。
うーん。ちょっと残念ですね。
全てのバックグラウンドタスクをクリアって、わりとやってしまうことなので、その時にスマートウォッチとの接続が切れてしまうのはいただけません。
残念ポイント:アプリが知らない間に落ちてる
常時アプリを動作させておく必要があるため「よし!消さないように気をつけよう!」と心掛けて生活を送ることになります。
しかし、なんということでしょう。
このアプリ、知らない間に勝手にバックグラウンドタスクから消えるのです!
Android が故か、スマホ本体がメモリ確保のために不要と判断したアプリを落としている可能性が考えられます。
そうなると、アプリ側の問題とは言えません。
言えませんが、「それは、それでいいのか?」と首を傾げてしまいます。
こちらができることは、アプリが知らない間に殺されていたら再度アプリを立ち上げてスマートウォッチと再接続する、ということだけです。
うーん。やっぱり「・・・いや、それはどうなんだ?」と思ってしまいますね。
素敵ポイント:通知がみれるのは案外便利
メールやLineの通知がスマートウォッチで表示されるのは、実際に使ってみると、想像していたよりも便利ですね。
スマホをカバンに入れている時や、机に置きっぱなしにしている時でも、スマートウォッチがバイブして知らせてくれるので、見逃すことがなくなりました。
スマホの通知欄に表示される文言がスマートウォッチでも表示されるので、仕事中にチラッと腕を見て、
「あぁ、どうでもいいメールか」とすぐに無視するかどうか判断できるのは便利です。
また、プライベートで人と待ち合わせをしているときでも便利でした。
徒歩の移動中で、スマホをカバンに入れてある時に、友人からLineで「もうすぐつくよ」とか「もうついたよ」というメッセージが送られてきたときも、スマホを取り出さずに腕をチラッとみて「お!ちょっと急ぐか!」と判断できるのが地味に便利です。
素敵ポイント:睡眠時間の計測が意識を変える
『血圧・心拍数・消費カロリー・歩数・睡眠時間』これが計測できることになんの価値も見いだせていなかったのですが、実際に使ってみると、少なくとも睡眠時間の計測は意識を変えてくれました。
スマートウォッチで計測する前は「最近睡眠不足かも」とか思いつつも、別段なにか行動が変化するわけでありませんでした。
寝るときもスマートウォッチをつけて寝てみると、睡眠時間が計測されて、そのデータが蓄積していきます。
データを見返してみると数字として比較できるので、今まで体感で「寝不足かもなぁ」と思っていたのとは違って意識的に睡眠時間が取れるように行動を変えるようになりました。
ただまぁ、正直言って計測の精度は低いので、誤差1時間ぐらいあるような気がします。
まぁ目安として確認できる、という感じですね。
素敵ポイント:目覚ましのバイブとして使える
いままではスマホの目覚ましタイマーのみを使っていましたが、スマートウォッチでもタイマーを設定することができます。
スマートウォッチのタイマーはバイブで知らせてくれるので、腕につけたまま寝ると、スマホの目覚ましが鳴りつつ、スマートウォッチもバイブする、という状況にできます。
スマートウォッチのバイブは、とてもささやかなバイブなので「絶対起きれる!」というものでは決してないのですが、心持ち安心です。
素敵ポイント:別素材のベルトが付属している
スマートウォッチ本体には革のベルトがすでに装着された状態になっています。
それとは別に、シリコン製の替えのベルトも同梱されています。
どちらでもこだわりがない私としては、革のベルトがくたびれてきたときの替えのベルトが付随していることと同義です。
結構嬉しいですね。
買ってから悩んだ点:「腕を回す」は液晶をオンにする機能
H Band の設定画面で「腕を回す」という項目があるのですが、まったく意味がわかりませんでした。
色々と試してみてようやくわかったのですが、腕を回転させることで、スマートウォッチの液晶をオンにできる機能のようです。
ボタンを押さなくても時間を確認するためにある機能のようですね。
上記の動画のように、その場で腕をクルっとしても動作しますが、普通の腕時計で時間を確認する所作でも液晶がオンになります。
(腕を下げた状態から胸の手前に腕を持ち上げる所作)
認識しておくべき点:スマートウォッチから操作はできない
このスマートウォッチの液晶はタッチパネル式ではありません。
液晶に情報を表示するだけしかできません。
そこに期待しているとかなりガッカリすると思いますので、その認識はしておいた方がよいでしょう。
さいごに
スマートウォッチでできることに期待していると結構ガッカリします。
ただし、安いのでお値段相応と思えなくもないです。
ですので、使う際の手間や、できることとできないことを理解した上でなら買ってみるのもありかと思います。