私が Lisk について調べたことを備忘録代わりに記事として残します。
LiskがJavaScriptを採用する理由
Lisk は JavaScript でブロックチェーンアプリケーションを作成できることを謳っています。
Lisk の目標はブロックチェーンアプリケーションをより簡単に作れるようにし、JavaScript ブロックチェーン アプリケーション開発の業界標準になることです。
しかし、JavaScript はプログラミング言語として特段優れているわけではありません。
JavaScriptはブラウザの標準機能として古くから利用されている言語で歴史はありますが、だからといって優れているわけではありません。
型が緩かったり、日付関係の処理が初期のJavaを参考にしたために微妙な仕様のままになっていたり、極端に大きい数値や小さい数値の扱いに難があったり、癖のあるプログラミング言語です。
それなのになぜJavaScriptを採用しているのかといえば、JavaScriptが世界中で広く使われていてエンジニアの分母が大きく、既に学習済みの言語なので学習コストも少なくて済む、という普及率と学習コストの面を考慮してのことです。
Lisk は世界中の多くのWEBエンジニアが簡単にブロックチェーンアプリケーションを作ることができるように、JavaScriptを採用しています。
Liskの将来的な発行枚数は?
Lisk の 2023/02/25 時点の発行枚数は約1億4千万LSKです。
また、Liskには発行上限はなく、10秒ごとに1ブロック生成されるので、一年で約315万LSKが発行されていきます。
そのため、毎年315万LSK増えていくという単純計算だと、今後の発行枚数は下記のようになります。
年 | 発行枚数 |
---|---|
3年後(2026年) | 約1億5千万LSK |
10年後(2033年) | 約1億7千万LSK |
30年後(2053年) | 約2億3千万LSK |
50年後(2073年) | 約3億LSK |
100年後(2123年) | 約4億5千万LSK |
私たちが生きている間の実質的な発行枚数は3億から4億LSKの範囲でしょう。
誤解されがちなLiskのスマートコントラクト機能について
他のサイトでは「Lisk はスマートコントラクトがある」と説明されがちですが、標準機能としてはありません。
Lisk はスマートコントラクトプラットフォームではなく、カスタムモジュールで独自チェーンを作るプラットフォームなので、独自チェーンにスマートコントラクトも実装することはできます。
Liskにスマートコントラクトは標準機能としてはないが後から追加することはできる、という意味では Lisk にスマートコントラクトはあるとも言えますし、ないとも言えます。
さいごに
Lisk はプロジェクト発足時に資金調達こそしたものの、Lisk SDK の開発の遅れから投資家が離れてしまいました。
Lisk チームは、2022年頃からやっとマーケティングに力を入れていくようになったので、ここ数年が勝負所でしょう。
Liskを購入できる取引所
日本国内で Lisk を購入できる取引所はいくつかありますが、私は OK Coin Japan を使っています。
仮想通貨・暗号資産を購入するときは、販売所と取引所の2種類があります。
取引所は、個人間で仮想通貨をやり取り取りするので、割安です。(手数料を取られる程度)
販売所は、運営(Coincheck や bitFlyer)から仮想通貨を買うので割高になります。
Lisk を取引所で買うことができるのは OK Coin Japan だけ(2022年8月現在)なので、私は OK Coin Japan を使っています。
2022年9月13日に Coincheck でも取引所での Lisk の取り扱いが開始となりました。
OK Coin Japan
取引所で Lisk が買えるのでオススメです。
ただし、Lisk のステーキングサービスはありません。
下記のお友達紹介キャンペーンのリンクから OK Coin Japan に登録すると1000円分のビットコインが貰えるそうです。
Coincheck
Coincheck は Lisk の取り扱いがあるのですが、販売所のみでの取り扱いでしたので、割高で買うしかありませんでしたが、2022年9月13日に取引所での取り扱いが開始となりました。
また、ステーキングサービスがあるので、Coincheck に Lisk を持っているだけで利息のように少しづつ Lisk が貰えるのが魅力です。
下記のお友達紹介キャンペーンのリンクから Coincheck に登録すると1000円が貰えるそうです。
bitFlyer
bitFlyer も Lisk の購入場所は販売所のみなので、少し割高です。
Coincheck と同様、ステーキングサービスがあるのは魅力です。
下記の招待 URL から、招待コードを入力して口座開設すると 1,000 円分のビットコインがもらえるそうです。
招待コード: vy4id4ck