不妊症と前立腺がんは併発する?精子への影響は?

目次

前立腺がんとは

男性のがん患者数第一位が前立腺がん

前立腺がんは、男性特有のがんで、男性におけるがん患者数の中で、最も多い病気で、かつ年々患者数は増加傾向にあります。

前立腺とは、男性特有の器官で、膀胱の真下にあり、男性の射精や排尿をコントロールしていると言われていますが、「未知の臓器」と呼ばれるほどに、いまだその機能については知られていない部分が多いようです。

前立腺細胞が過剰に増殖する

前立腺がんとは、前立腺内にある細胞が、何らかの理由によって、過剰に増殖し、その細胞ががん化した状態のことを言います。

しかし、増殖しすぎた正常な前立腺細胞が、なぜがん化するのかというメカニズムについては、いまだ解明されていない部分でもあります。

全身に転移する危険がある

がん化した前立腺細胞は、リンパ液や血液の流れに沿って、全身にめぐり、別の場所に細胞が蓄積し、そこで増殖を始めてしまうことがあります。

こうした中で危険なのが、前立腺がんの全身への転移です。

特に転移が多く見られるは、骨やリンパ節、肝臓や肺などがあります。

前立腺がんの症状

精子数・精子の運動量の減少

精子の構成成分を作る働きのある前立腺にがんが発生してしまうことで、精子数の減少や精子の運動量の低下を引き超す可能性があります。

最も気づきやすいのは尿のトラブル

前立腺の症状として、最も自覚症状として気づきやすいのが、頻尿や排尿時に尿の切れが悪いなどの残尿感、尿漏れなどがあることです。

年齢とともに、膀胱や前立腺などを支えている、肛門括約筋が弱くなってしまい、周辺臓器が下がってきてしまうことがあります。

男性が加齢とともに尿のトラブルが増えるのは、この肛門括約筋が弱まるためなのです。

しかし、20~30代などの若年層でも、尿に関するトラブルを感じている人が多く、中には、隠れた前立腺がん患者というケースも少なくありません。

遺伝によるもの

実際に、遺伝的因子から乳がんを発症する確率は、5~10%ほどと高くはないものの、親せきや親に乳がんを発症した人がいる場合、乳がんの発症リスクを抱えてしまうことになります。

乳がんの遺伝性を持つ人の場合、持たない人と比べて、50歳までに乳がんを発症する可能性が16~25倍高くなるとも言われています。

特に、母親などの1親等以内に乳がん患者がいる場合は、できるだけ若いうちから乳がん検診を受けるように心がけるのがよいでしょう。

転移がある場合には、腰痛や胸の痛みがあることも

前立腺がんは、他の臓器や骨への転移が起こりやすい病気です。

転移がある場合には、転移した部分が痛むということがあります。

骨に転移した場合には、背中や腰のあたりが痛んだり、肺に転移した場合は胸の痛みが起こることがあります。

前立腺がんの原因

テストステロンの過剰分泌

前立腺がんには、男性ホルモンであるテストステロンが大きく関わっています。

以前までは、前立腺がんの治療のために精巣を取り除くという方法が用いられていましたが、これは、精巣から分泌されるテストステロンによる影響を無くすことで、前立腺の細胞増殖を止めるというものです。

前立腺がんの原因はいまのところ不明とする意見も

前立腺がんの原因としては、①遺伝によるもの②人種による特徴的疾患③男性ホルモン量の変化などが考えられてきましたが、現在のところ、明確な原因が不明であるとする意見もあります。

さらに、前立腺炎や前立腺肥大症などの他の病気と症状が似ていることから、診断には精密な検査が必要になります。

前立腺がんの診断には、血液検査やMRI検査などの結果から総合的に判断したうえで行われます。

偏った食生活が影響する

前立腺がんの原因といて、テストステロンの過剰分泌を挙げるとすれば、テストステロン分泌を促進してしまう食品等を多く摂ることも前立腺がんのリスクを高めることになってしまいます。

揚げ物や脂肪分の多い食品、チーズなどの乳製品、アルコールやタバコなども、テストステロンの働きを促進させる効果があります。

前立腺がんと不妊症の関係

前立腺がんだからと言って、必ずしも子供をもうけることができないというわけではありません。

前立腺がんは、早期発見できれば、放射線治療が有効なため、完治することも可能です。

また、現代の医学では、精巣を取り除くことなく、医療用の超小型ロボットを使った治療の研究も進めれています。

不妊症外来などでは、男性側の項目として、前立腺の検査を行っている病院もあります。

定期的な検査や健康診断などを積極的に受け、前立腺に異常がないか確認しておきましょう。

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