「すぐに妊娠できる」は間違い?妊娠に至るプロセスとは

2018 3/04

妊娠することは簡単なことだと思っていませんか。

実は、健康な男女が排卵日に合わせて性交渉を設けたとしても妊娠に至る確率は20~25%といわれています。

意外に低い確率で驚かれるかも知れません、妊娠するということはそれだけ難しいことなのです。

どのようにして妊娠に至るのか、そのプロセスについ解説します。

目次

妊娠するには「条件」が必要

妊娠するためにはこれらの条件が必要です。

  • タイミング
  • 卵子や精子の質がよいこと
  • 子宮や卵管に異常がないこと
  • 受精卵に染色体異常ないこと

妊娠は簡単にできるものではありません。

これらの条件がすべてそろうことが難しいため、誰でも必ず妊娠できるというわけではないのです。

妊娠に至るには

受精まで

卵子が受精可能な状態でいられるのは6~24時間の間です。

この間に、卵子がいる卵管まで精子が到達しなければいけません。

精子が女性の体内で生きていられるのは2~5日です。

この2つの細胞がタイミングよく出会うことができたとき、はじめて受精卵になることができます。

着床まで

受精卵は卵管内を転がり、1週間から10日ほどで子宮にたどり着き、着床します。

受精卵は絨毛を生やし、子宮の壁にくっつき、さらに子宮内膜に取り込まれていきます。

こうして、子宮の壁にしっかりと張り付いた状態を着床と呼び、これが妊娠する瞬間です。

受精しても着床しない場合

せっかく受精卵となっても、うまく着床しない場合は妊娠が成立しません。このことを、「着床障害」といいます。

この場合の原因は、以下の要因が考えられます。

  • 黄体機能不全
  • 子宮内膜の癒着
  • 子宮筋腫
  • 子宮奇形

不妊症の原因の一つで、ホルモンの分泌量の異常や子宮内環境が整っていないために起こります。

おわりに

妊娠するということは、様々な条件がそろったうえでできる奇跡的なものです。

妊娠したいのになかなかできないという方は、「妊娠は低い確率で成功するものである」「誰でも簡単に妊娠できるものではない」ということを認識していただき、けっして焦らず妊活に取り組んでほしいと思います。

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