PHP技術者認定試験初級に合格しました!勉強に使えた本を紹介します!

PHP技術者認定試験の初級に合格しました。 私は業務でHTML, CSS, JavaScriptをやっているのですが、PHPは全くの未経験です。 (このサイトでは、一部PHPのタグを使っていますが、ネットでコピペしたものなので、実のところよくわかっていません) 本記事では、PHP未経験の私が、PHP技術者認定試験初級に合格するまでにやったことを紹介しようと思います。

合格するためにやったこと

私が合格するまでにやったことで、一番成果があったと思うものは、やはり公式問題集を読み込んだことです。

徹底攻略PHP5技術者認定[初級]試験問題集は、全17章から構成されています。 各章では、5~10問程度の設問が用意されており、最後の第17章目では、総仕上げ問題として40問の設問が用意されています。 公式問題集というだけあって、この問題集を正解率95%ぐらいまでやりこめば、合格できてしまうと思います。

それは何故かというと、公式問題集には、試験に必要なことしか載っていないからです。 他のPHPの本では初級の出題範囲外のことも網羅されて紹介されているため、受験対策としては無駄な労力となってしまいます。

実際に、私は公式問題集の前に、以下の二冊の本に手を出しました。

そうです。オライリーの本です。 オライリーの本は、実に有益な情報が載っています。 非常にためになります。 ですが、初級試験には情報が過剰です。

実際問題として、私はPHPのことを何も知らない状態でオライリーの本を読んでみたわけですが、なにが重要かの判断がつかないので、頭に残りませんでした。 技術としてこういうことができるんですよ、という理屈は読んでいて理解はできるんですが、頭に定着してくれないんですよね。

その点、公式問題集は、問題を解くためにはこの知識が必要だ、ということが明確になっているので、覚えやすいです。 恐らく、業務でPHPを使っていないハンデは、こういうところなんでしょう。 PHPを業務で使っていれば、業務上で解決するべき問題がでてくるので、自然に頭に定着するわけですから。

私の実体験として言えることとしては、「公式問題集を正解率(ほぼ)100%正解率にすれば、合格できる!」です。 なぜなら、私は勉強するときに一切PHPのコーディングをしませんでしたからね。 (本当はやった方がいいんでしょうけど)

勉強のコツ

公式問題集の内容は、試験勉強なので、言ってしまえば覚えるしかないわけです。 けれども、丸暗記するのはやはり難しいところがあります。 なんといっても、未経験の言語ですからね。 そこで、未経験の言語の仕様を覚えるためのコツは、「なんでだろう?」と疑問に思うように心がけることです。

言語を作った人も人間ですから、メソッドや引数の命名や、挙動の仕様について、なにかしらの法則があるはずです。 たとえば、printf()関数のパラメータには、 %d %f %s などがありますが、これはそれぞれ、 %d は、 decimal(10進数) %f は、 float(浮動小数点数) %s は、 string(文字列) の頭文字です。

当たり前すぎでしょうか? それでもいいんです。 知らない言語の試験の時には、疑心暗鬼になりがちですから、当たり前の部分を明確にしておかないと、「もしかして他の単語の頭文字か?」と無駄に悩む時間が発生してしまいます。 それを避けるためにも、「なんの頭文字だろう?」「なんの略語だろう?」「こういう動作の意図は?」という疑問を持つようにして、都度都度、調べていくことです。

オライリーは詳しすぎて頭に残らない、と前述しましたが、疑問を調べるという意味では、オライリーの本はあると便利かもしれません。 もしくは、ネットでPHPのリファレンスを調べるのもいいでしょう。

試験について

出題形式は、選択問題です。 公式問題集をやっていると、ほとんどそのままの出題形式でした。 「正しいものを2つ選べ」 「誤っているものを3つ選べ」 といった具合です。

HTML5プロフェッショナル認定試験の時は、「○○なものをすべて選べ」というものが多かったので、個数が明示されている分、PHP技術者認定試験の方が解きやすかった印象があります。

試験の時間は60分ですが、私は40分ぐらいですべて回答できたので、残りの時間は見直しに使いました。 焦らずに回答していっても、時間に余裕があったという印象でした。

最後に

初級は、初歩の初歩という感じなので、問題集の勉強だけでなんとかなりました。 次は上級目指して頑張ります!

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